まだ純正のアダプターなどを使っていませんか?今は”急速充電”が基本です!
まえがき
こんにちは!
まずはタイトルが煽り文になってしまった事申し訳有りません(;´∀`)
ですが、付属品の充電器(アクセサリー)が完全に今どきのスペックに追いついていないっというのが実際のところです。
注意:iPhone11Pro、ProMAXの付属品は上位グレードのもので、スペックは最高とは言えませんが結構良いです。また急速充電はiPhone8以降でのみ対応しています。
Andoroidでも、古い端末の場合対応してるかどうかは必ずチェックしてください。
という事で今回のテーマは”急速充電器”についてです!
ちなみに筆者はiPhoneユーザーなので、記事はiPhoneに寄った説明になりますがアダプターなどは同製品でもAndroid端末にも有効なので参考にしてください。
ケーブルなど違いが出る場合はAndroidユーザーの方でも使えるようにご案内していきます。
- まえがき
- 純正品に付属する充電器のスペックとは?
- 結局充電の速さはどこを見れば分かる?
- じゃあW(電力)さえ分かれば、V(電圧)やA(電流)は気にしなくてもいいの?
- 結局純正品とその他の商品の差はどれくらいなの?
- 実際の充電時間はどうなの?
- おすすめ製品はある?
- 最後に
純正品に付属する充電器のスペックとは?
冒頭に書きましたが、iPhoneを購入した時には付属品でアダプターとケーブルが付いてきますよね。
Androidの方だと付いていたり、いなかったりだと思います。
(各キャリアショップで別途購入など)
iPhoneですとコチラですね
こちらが付属品として付いてくると思います。
今でもとりあえず使っている方が多いかと思います。
確かに無料で付いてくる物ですし壊れるまで使いたいですよね。
なら、持ち歩き用や普段遣いしないような場所用にしておくといいかも知れません!
っというのも実は純正アダプター(iPhon11Pro,ProMAXを除く)はスペック不足もいいところなのです。
まずは数値で見てもらいましょう
アダプターが5V(電圧)/1A(電流)/5W(電力)
ライトニングケーブルは5V/2.1A(2.3A出たとの記事も見ましたが)/10.5Wまで対応。
(こちらは、タブレット用の充電を想定してかアダプターに対して数値に余裕があります。)
となっています。
これは、かなり低い数値なんです…。
しかし、数字だけ見せられても結局どこを見ればいいの?っとなりますよね。
順番に説明して行きたいと思います。
結局充電の速さはどこを見れば分かる?
先程純正アダプターの数字に5V(電圧) 1A(電流) 5W(電力)と書きましたが、パット見で充電速度が分かるのはW(電力)です。
コチラの数字が大きいほど充電の速さは変化します。(端末ごとに上限はありますが)
計算式は簡単でV(電圧)xA(電流) =W(電力)で出せます。
商品によってはV(ボルト)とA(アンペア)表記しか無い、もしくは逆にW(ワット)しか表示がないっというものもあるので覚えておくといい商品を見つけやすいと思います。
特にポート数(差込口)が多いものなどは”合計”W数で表記されているものがあるので注意が必要です。
「2ポート20W」っと表示されているが「各20W」と表記がないなら、1ポートに付き10Wの可能性もあるわけですね。
各ポートなのか、全ポートの合計なのかが分かるように書いてアレばいいですが、分かりにくくボルトとアンペアしか表記が概要欄になかったりする事もあるので、気をつけて見て購入しましょう。
じゃあW(電力)さえ分かれば、V(電圧)やA(電流)は気にしなくてもいいの?
気にしなくていい、というと嘘になりますが
スマホやタブレットをスマホ用の充電機で充電するだけであれば簡単な捉え方だけでいいと思います。
V(電圧)=スマホ、タブレットに使う場合、端末側やケーブルが制御してくれるのであまり気にしなくて良いです。
明らかに違う物に送電するような電源から給電すると危険かもしれませんので止めましょう。
A(電流)=ケーブル側はアダプター出力と同じか、それ以上の送電性能が必要になります。
アダプター側が2.4A出力だとして、ケーブルも2.4A対応かそれ以上のものを用意しないと、アダプターがいかに良いものでも充電性能が発揮されない。(使えないわけではない)っという事は覚えておいてほしいです。
っとなります。
結局純正品とその他の商品の差はどれくらいなの?
ここは特に説明を入れずに何個かのデータだけ載せておきます。
アダプター
純正品iPhone
5V/1A/(最大5W)
純正品iPad
5V/2.1A/(最大10.5W )
Anker急速充電対応アダプター(ケーブルAとCによる性能差もあります。)
USB-TypeC時 5V=2.4A / 9V=3A / 15V=3A / 20V=2.25A (最大45W)
USB-TypeA時 5V=2.4A / 9V=1.66A / 12V=1.25A(最大15W)
ケーブル
純正ライトニングケーブル
最大5V /2.1A/(最大10.5W)
Anker急速充電対応ライトニングケーブル
9V=3A/15V=3A/20V=5A (最大100W)
っとこれくらの大差が付きます。
iPadアダプターを使ってる方なら、そこまで悪くはないとは思います。
しかし、最新機種のアダプターと言うわけでないなら他社製のUSB-TypeCでの充電を強くオススメします。
ちなみにiPhone端末は最大で18Wまで受け付ける仕組みなので現状ではオーバー気味ですが、これから先発売する端末に向けて対応域は広いほうが良いでしょう。
タブレットなどは現在でも恩師があると思います。
実際の充電時間はどうなの?
数値の違いは分かったけど、じゃあ実際はどれくらい充電時間が変わるの?
って話ですよね。
端末によりますが
純正品
0から50%まで 2時間半
0から100%まで 5時間
急速充電(18W時)
0から50%まで 30分
0から100%まで 2時間10分
コレくらいの差が付きます。
ちなみにiPhoneの充電の仕組み上0~20%と80~100%帯では5Vでの充電になるらしく
そのエリア帯では急速充電でもさほど速度差は出ないそうです。
ただ20~80%の間では急速充電で一気に速度差が出ます。
なので半分くらいから充電する癖があると更に時間効率が良くなるかと思われます
おすすめ製品はある?
上記の事を踏まえた上で筆者のオススメは以下にリンクを出しておきます。
先程の純正品データも載せておくので比較しながらどうぞ。
・純正品アダプター5V/1A/5W
・純正ライトニングケーブル5V/ 2.1A/ 10.5W
おすすめアダプター
筆者も使用しているアダプターです。
・USB-A、USB-Cで1ポートずつ計2ポート有ります。
・USB-TypeC 5V=2.4A / 9V=3A / 15V=3A / 20V=2.25A (最大45W)
・USB-TypeA 5V=2.4A / 9V=1.66A / 12V=1.25A(最大15W)
・2ポート同時に充電を行っても計60Wまで大丈夫なのでかなり使い勝手が良いです。
・値段的にも性能的にもアップル純正に比べたら圧倒的コスパを誇ります。
・Anker製品は値段が安い割に作りもしっかりしているメジャーなメーカーです。筆者は今まで1度も不良品などに当たっていないことから信頼性が高いです。
・勿論ケーブルさえ端末に対応したものを買えばAndroidでも使用可能です。
・PSEマーク認証していて安全が保証された製品です。
・充電性能の割にコンパクトで持ち運びやすい。
・PCとの接続可能です。
微妙な点はスマホだけへの使用ですと若干オーバーすぎるところです。
タブレットやノートPC、将来的な端末への使用を考えてる方に一番オススメします。
参考画像です。見た目もよく気に入っています↓
もう少し性能を落としてでも値段を抑えたい方にはこちらがオススメです↓
5V=2.4A / 9V=2A / 12V=1.5A(各ポート最大18W)
・2ポート、各18Wで安定充電可能(計36W)
・こちらもAnkerから発売されている商品で安心して使用していただけるかと思います。
・USBType-Cが2ポートあり、Type-Cなので電力の安定供給が期待できる。
・PSEマーク認証されています。
・コンパクトで持ち運び可能。
・値段がAnker PowerPort Atom IIIよりも1000円以上安い。
微妙な点は
・まだまだ一番メジャーなUSB-TypeAに対応していない。
・各ポート18Wまでしか出力できないので、スマホなどしか高速充電性能は期待できない。
値段と使用用途を考慮して選んでみてください。
ケーブル
予め高性能なケーブルを購入している方以外は買い替えをオススメします。
性能がわからないケーブルも買い替えておいたほうが良いです。
一応のため安全性や安定性を考慮し、出来るだけアダプターと同じメーカーで揃えることを推奨します。
まずiPhoneユーザーの方にオススメのケーブルから
・アダプターと同じブランドAnker製です。
・iPhoneは充電口がライトニングケーブルですので、USBType-Cからライトニングケーブルへの変換が必要です。このケーブルがそれにあたります。
・Type-Cの方が送電能力に優れているので、1本だけ使うならこのケーブルがBEST。
・ケーブルがナイロンで保護されており、滑り安く引っかかりにくい、かなり断線に強いです。
・9V 3A/15V 3A/20V 5A (最大100W)の圧倒的送電能力。
・PCとの同期可能。
・製品番号がケーブルにタグで付けられており、本物である証拠があり偽物との差が分かりやすい。
微妙な点は
・ケーブルが硬めで少し太く取り回しづらい。
・充電ケーブルとは思えない2000円代という高額ケーブル。
くらいですかね。
手持ちの写真を参考に載せておきます↓
高級感があり、結構気に入ってます。本当に毎回の充電が結構楽しみです笑
次は、USB-A→ライトニングケーブルの場合です。
USB-Aであるので5V/2.1A/10.5Wで純正品と同性能だと思われます。
・しかしオススメである点は、アダプターと同じAnker製であり親和性が高いこと。
・ケーブルがナイロン製で耐久性が凄く良いこと。(Apple純正は断線が早い…)
・値段は1600円台で出回り始めていて買い時であること。
・PCとの接続が可能。
です。
正直Type-Cも充電ケーブルの使用をオススメします。
あくまで同時充電の時の2台目充電用ですね。
Androidの方はコチラ
楽天では見つからずamazonのみで申し訳有りません。
・こちらも安心のAnker製で相性バッチリです。
・コチラはナイロン製ではないのですが、CtoC(USBTypeC→USBTypeC)で100W対応です。
・そしてUSBTypeCは汎用性が段々増えてきており、高速データ転送、モニターへの接続、USBTypeC対応機器の接続役としても機能するなど使用用途が多岐にわたります。
充電機能以外としても使える利便性が大きいです。
以上がオススメのケーブルについてでした。
長さなどは各自で確認してから購入するように気をつけてください。
最後に
今回は高速充電についてでしたが、いかがだったでしょうか。
正直、自分も記事の為にあっちこっち調べながらやっていたので間違っていたらどうしようという気持ちではあります笑
しかし、実際自分も高速充電環境にしてみたら思っていた以上に快適でコレは皆にも広めなきゃ!って使命感が働いていました笑
無くてもいいかなって買うまでは思うんですよね、実際買ってみたら「普段思っていた以上に充電によるストレスってかかっていたかも」って思うかも知れません。
自分はそうでした、感動すら今は感じています!
今でも純正品を使っている方がまだ多いようなので、今回書いてみようかなっと思い立った次第です。
でも最新機種のPro版とかには比較的ましな充電器が付いてきているようですし、コストと時間を天秤にかけて購入を検討されるのが良いかと思います。
不便を感じているならすぐにでも買えたほうが良いです!世界が変わります!
では、これにて今回はお開きにしたいと思います。
今回もお読み頂き、本当にありがとうございました!
また次回も遊びに来てください!
ではまた!